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Fate/stay night (セイバー編)

とにかくエンディングが納得できません!私自身がハッピーエンドを好む人間だからかも知れませんが、それにしたってあの終わり方では、セイバーが報われないじゃないですか。

セイバー(金髪)

セイバー(金髪)

王としての責務を果たすため、自分が女であるということすら押し殺して、唯ひたすらに自国の為に戦い続けてきたセイバー(アーサー王のこと)。部下の謀反によって致命傷を負わされた彼女が死の直前で願ったことは、聖杯を手に入れて今までの人生を白紙に戻したいというものでした。自分が王に選ばれてしまったからこの国は滅んでしまったのだ、ならば別の誰かが王になるように過去に戻ってやり直したい!それほどまでに彼女は自国を愛していたのです。

そんな彼女に対して主人公は、「済んでしまった過去は変えることは出来ない。これからは自分自身の幸せを第一に考えて新しい人生を歩んでいくべきだ」と何度も何度も諭し続けていきます。当初は聞く耳すら持たなかったセイバーでしたが、女の子として扱われ、平凡な日常生活の楽しみを経験し、そして主人公と肌を重ねていくことで彼女自身の考えもだんだんと変化していったのです。

ああそれなのに・・・・・・、最後の決戦を迎える段になって、突如としてこれまでの主張を捻じ曲げてしまう主人公の身勝手さときたら、もう見ていられません!「好きだ!」・「君といつまでも一緒にいたい」・「女の子としての幸せを考えろ!」等と、さんざんラブコールを送っておきながら、肝心な所で「彼女の王としての生き様を否定してはいけない・・・」などと、物分りのいい男を演じてしまうのです。

その結果、セイバーは現世に留まることもなく、自分が元々いた過去の時代それも死ぬ直前の時間に戻ることになってしまいました。
 彼女は言っています。「今、とても幸せな夢を見ていた。もう一度眠れば、また同じ夢を見ることが出来るのであろうか?」と。私はこのシーンを見たとき、不覚にも目頭が熱くなりました。夢の続きが見れることを信じて、永遠の眠りについていくセイバー・・・。穏やかな笑顔をたたえたその横顔が、とても切なくて悲しくてたまりません。

そんなセイバーとの思い出を、さっさと整理して元の生活を始めだす主人公。「彼女のことは一生忘れないよ、でも過去ばかり見ていたら前には進めないから」などと悟りきったような台詞を口にして欲しくはありませんでした・・・。ラストの展開をどう捉えるかによって、読後のレビューが大きく異なってくると思われるセイバー編。他のレビューサイトを幾つか見た限りでは、凛々しくてかっこいい結末だと評価している方も多いみたいなのですが、私としては全然そんな気持ちにはなれませんでした。切なくて悲しくて悔しくて・・・、このやり切れない思いは暫く忘れることなど出来そうにありません。

主人公には最後までかっこなんてつけてもらいたくはなかった。泥臭くても未練がましくてもいい・・・、とにかくセイバーを離したくないという我侭を貫き通して、彼女に幸せな第二の人生を歩ませて欲しかったです!
 こんなに夢中になれた作品は、本当に久しぶりでした。セイバーに対する思い入れが深すぎるが故に、こんな文体になってしまったことをお許し下さい。(波城)

ジャンル:NOVEL ブランド:TYPE MOON10点

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