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ローゼンメイデン トロイメント Rozen Maiden Traumend 全12話

第1シリーズのラストで、一度は決着したかに思えた水銀燈と真紅達との争いですが、事はそう簡単には終わっていませんでした。

真紅/金糸雀

真紅/金糸雀

7体のローゼンメイデンそれぞれが、個々に有している「ローザミスティカ」という物質。彼女達の魂ともいえる存在のローザミスティカを互いに奪い合い、最終的にその全てを手に入れた者だけが至高の少女「アリス」になれるとされる、命懸けの争い「アリスゲーム」は、この第2シリーズ・ローゼンメイデン トロイメントで、その全貌を明らかにしていくことになります。

折角、心からお互いを信頼し合えるまでの仲になれた、主人公と真紅、翠星石、蒼星石、そして雛苺の5人。物語の前半では、あいかわらず賑やかに暮らしている彼等の、微笑ましい日常の光景がたっぷりと描かれていて、とても楽しく観る事が出来ました。
 プライドの高い真紅が、さりげなく主人公に甘える仕草や、今まで散々、主人公の事を「チビ人間」と呼んで馬鹿にしてきた手前、なかなか好きだという気持ちを言い表せずに困惑しまくって、更なる暴言を吐いてしまう翠星石の微笑ましい挙動の数々、そして、子供らしい純真な明るさで毎日を過ごしている雛苺の、幸せいっぱいの表情など、観ているだけでついつい頬が緩んでしまうようなシーンがテンコ盛り状態でした。

ところが、本作は中盤以降一気に、過酷で物悲しい展開へと突き進んでいくことになるのです。

病弱の少女「めぐ」を自分のミーディアム(ローゼンメイデンと契約を結び、彼女達に力を与え続けることになる人間のこと)とした事で、自分以外の第三者に対しても気遣いをするようになってきた水銀燈と、「お父様」の希望に応える為なら、たとえ仲間のドールが傷ついても致し方ないとまで考えるようになってきた蒼星石。そして、そんな二人を上手い具合に丸め込んで、アリスゲームを無理やりにでも進めようと画策する正体不明のドール、薔薇水晶「(ばらすいしょう)」の登場によって、遂に本格的な修羅場を迎えることになってしまったローゼンメイデン達・・・。
 必死になって争いを止めようとする翠星石の涙に濡れた表情や、苦悩に満ちた真紅の横顔などが、とても痛々しく感じられて、本当に可哀想で堪りませんでした。

次々とローザミスティカを奪われ、倒れていく彼女達。最後に生き残るのは誰なのか、そして、影で動いていた黒幕の意外な正体など、ラストまで息つく暇のない怒涛のシーンの連続になっています。ここであまり言及してしまうと、まだ本作を観た事が無い方の楽しみを削いでしまうことになってしまいますので、詳しくは避けますが、本当に、何でこんな酷い理由で彼女達がここまで闘わなければならなかったんだと、腹立たしい気持ちで一杯になってしまいました。

この第2シリーズによって、一応の決着をみたローゼンメイデンシリーズですが、ハッピーエンド好きな私としては、正直心残りに感じてしまった部分があったのも事実です。願わくば、彼女達全員が心から幸せに感じて暮らせるような、そんな感じの続編を作って欲しいっ、そう切に思います。(波城)

(英題:Rozen Maiden Traumend)9点

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